2020年の10月末から11月頭にかけて子連れで北海道に旅行に行ってきたのですが、その際に小樽(おたる)にも遊びに行ってきました。
小樽と言えば、小樽運河が有名ですよね!
運河沿いを散策したり、歴史のある町並みを見ながら美味しいものを探したりと、いろいろ楽しめるとても素敵な街だと思います。
が、しかし。
町並みがどれだけ綺麗でもやっぱり子どもたちは飽きちゃうし、そんなにたくさん歩けないんですよね…
なので、小樽で子どもたちも楽しめるものがないか事前に調べ、今回は おたる水族館 に行ってきましたので、どんな水族館だったのか、子どもたちは満足できたのかレポートしていきます!
こんにちは、3姉妹の父のくじら(@kujira_525)です!
家族でいろんな場所に旅行にいって、おいしいものもたっぷり食べて、いっぱい遊んで、子どもたちが大きくなる前にたくさん楽しい思い出を作りたいなと思っています!
小樽駅から水族館行きのバスが出ています
札幌駅から電車に乗ってだいたい30分くらいで小樽駅に到着するので、小樽には日帰りで遊びに行く人も多いんじゃないかと思います。
運河などを観光するなら小樽駅から歩いていけばよいのですが、おたる水族館は小樽駅から結構距離があるので、行くならバスかタクシーを利用する必要があります。
バスは駅前から出ているのですが、朝は30分に1本、それ以外は1時間に1本という感じなので、乗りそびれると結構待つことになります。
バスの時刻表はおたる水族館の公式サイトにあります。
遊びに行く場合は、事前に調べておきましょう。
予定では僕たちもバスに乗って水族館に向かう予定だったんですが、残念ながらバスはちょうど出てしまったところで次は1時間後。
たぶんダイヤ的には電車の到着時間に合わせてくれているんだと思うんですが、子連れだとトイレ行かせたりとか、なんだかんだ時間かかるので高確率でこういうの間に合わないんですよね(´・ω・`)
1時間だと運河の方に行くにしても時間的に微妙な感じだったので、タクシーで向かうことにしました。
バスなら20分くらい、タクシーなら15分くらいで水族館に到着です。
帰りはタイミングが良くバスで小樽駅まで行くことができました。時間的にはタクシーとそこまで変わらないので、タイミングが合うならバスの利用がおすすめです
こちらが『おたる水族館』の入り口。
水族館の横には古めかしい小さい観覧車(今は営業していないようでした)があったり、入り口の手前には怪しげなかぼちゃ (ハロウィーンの時期だったので置いてあったんだと思いますが、漁で使う浮きにしか見えなかった) が無造作に置いてあったり、入り口自体もだいぶさびしい感じなので、「うーん、これは失敗だったかなぁ…」とちょっと思っちゃいましたが、中はとっても楽しめたのでご安心ください。
それでは水族館の中をご紹介していきます!
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荒ぶる高波の中にある大自然の中の水族館
まずご紹介したいのは、おたる水族館の立地についてです。
水族館の建物自体は高台に建っているのですが、ショーのほとんどは建物の横にある海獣公園で行われています。
海獣公園に移動するには結構急な坂を下っていくのですが、この海獣公園がとってもすごい!
見ての通り海がすぐそこなんです!
この防波堤で仕切られた内側でトド達が飼育されているのですが、仕切られていると言っても波は堤防を乗り越えて飼育プールの方に入ってくる荒々しさ!まさに『大自然の中の水族館』といった感じでした。
こんなに自然に近い環境で育っているトドやアシカ達は幸せだろうなと思います。
ちなみに、急な坂道の帰りは上りのエスカレーターがあるので小さい子連れでも大丈夫ですよ(^^)
また、先程書いたとおり、水族館の建物自体は高台にあるのでとっても眺めがいいです。
海や空を眺めているだけでもとっても気持ち良かったですよ。
海獣公園にはいくつかのショー会場と、トドやアザラシなどが飼育されています。
近くでエサが販売されているので、飼育されているトドやアザラシに好きなだけエサをあげることもできるのですが、これが結構おもしろくておすすめです。
エサはアジかイワシだったと思う(買った途端に子どもたちに持ち去られてしまったのでよく見れませんでした) のですが、魚をトングで掴んでトド達に向かって投げると、トド達がとーっても豪快にかぶりついてくれます。
エサ代だけで2000円くらい使ってしまった気がしますが、それでも子どもたちは大喜びだったので、おたる水族館に行かれた際はぜひやってみてください!
ちなみに海獣公園は冬季は閉鎖されてしまうので、3月-11月の間に来るのがオススメです!
館内の展示は派手さは無いけど、珍しい生き物もちらほら
館内はそれほど広くはないのですが、小さめの水槽が多いので展示されている生き物の種類は多いように感じました。
上の写真はその中でも一番大きい水槽で、サメやエイなどが入っていました。(水槽のサイズは大きいのですが、中はちょっと寂しかったかな…)
いわゆるサンゴ礁の水槽もこんな感じでこじんまりしていました。(サンゴはたっぷり入っていたけどね)
全体的に北の海に住んでいるような大きくて黒っぽい魚 (ホッケとか) が多い印象で、「おー!!」ってわくわくするような生き物は残念ながらあんまりいませんでした。
そんな中、天然記念物のオオサンショウオもいました。
こんなに大きいサイズのオオサンショウウオは初めて見た気がします。
長女はこの系統の生き物が好き(家でもウーパールーパーを飼ってる)なので、これにはめちゃめちゃ喜んでいましたw
長女の大好きな生き物クイズもありましたが、子供にはちょっとシュール過ぎて面白さが理解できなかったようです。
僕は②でにやけちゃいました。
たくさんある動物達のショーが面白い!
館内はちょっと寂しい感じでしたが、おたる水族館のいいところはショーが充実しているところ。
10月末はまだ夏季のスケジュールだったので、5つのショーが開催されていました。
ショーとショーの間は詰まっているので、ショーの開催時間になったらまとめて観るのが良いと思います。(各ショーは1日2回しかやってなかったので、1回逃すとたぶん観れません)
本来はペンギンの遠足もやっているみたいなのですが、今年はコロナ対策ということで実施されていませんでした。
ぺたぺた歩くペンギンたちの姿、見たかったなぁ。
冬季は海獣エリアが封鎖される関係で開催されるショーの種類が少し減るので、遊びに行かれる際は事前にショーのスケジュールを確認しておきましょう。現在のスケジュールは公式サイトのこちらをご確認ください。
オタリアとイルカのショー
最初はオタリアとイルカのショー。
オタリアとイルカのショー専用の建物で行われているのですが、プールは結構小さめです。
オタリアのショーは左に写っている数字が書かれたプレートを使って、オタリアが計算問題を解くという内容でした。
内容は結構シュールだったけど、ストーリーが良くできているのでくすくすと笑っちゃうような楽しさが所々に散りばめられていて大人は飽きずに最後まで観れました。(でも逆に子供にはこのシュールさは理解できなかったみたいで、あまり面白くなかったみたいですw)
そのまま動物だけ入れ替わって、イルカのショーが始まります。
写真で見る以上に実際のプールは小さいので、イルカのパフォーマンスもそれほどダイナミックなものはなく、横回転のジャンプがメインでした。
限られたスペースでしっかりパフォーマンスしてくれていましたが、見ごたえはあまり無かったかなというのが正直なところです。
セイウチのショー
イルカとオタリアのショーの後は、坂を下って海獣公園に向かいます。
最初に行われるのはセイウチのショー。
セイウチのプールも結構古そうで、ガラス面も曇っていてちょっと見にくかったりしましたが、セイウチの巨大で強そうな見た目に反してちゃんとトレーナーさんの指示を聞く姿はなんだかとっても愛くるしかったです。
セイウチのしょーをやっている水族館は少ないので、これは見ておきましょう。
アザラシのショー
続いてアザラシのショー。
アザラシのショーは2チームに分かれて、どっちがすごいことをできるかを競い合うというスタイルのショーでした。
見ていて気づいたのですが、アザラシのショーって結構珍しいですよね。
これまでいろいろな水族館に行ってきましたが、アザラシのショーは初めて観た気がします。
アシカと違ってお腹はぽっこりしているし、素早く動かないので、その一挙手一投足がとっても可愛い。
このショーもトレーナーさんの話術で楽しませてくれるところはあるのですが、アザラシのパフォーマンス自体もちゃんと面白いので、おたる水族館のショーの中では一番バランス良く、大人も子供も楽しめたのではないかなと思います。
ペンギンのショー
アザラシのすぐ隣でやっているのはペンギンのショーです。
あの自由奔放なペンギンがショーをやるんです!すごくないですか?
これもシュール系の極みみたいなショーだったけど、こればっかりはぜひ現地に行って体験してきていただければと思います!(観た感想としては、トレーナーさんのメンタルがすごいという一言につきますw)
トドのショー
最後はトドのショーです。
これが一番のオススメのショーで、純粋にパフォーマンスのダイナミックさを楽しめます!
会場に設置されているジャンプ台(たぶん高さは6-7mくらいある)にトド達が登っていって、トレーナーの方が下からエサを投げてパクっとキャッチしたり、この高さから豪快にジャンプしたりと、見ていてわくわくするようなショーでしたよ!
観客席 (実際は席は無いので立ち見ですが) のすぐ前までトド達が来てパフォーマンスをしてくれるのですが、これも距離が近いので大迫力でした!
小樽観光に『水族館』という選択肢を
『おたる水族館』いかがでしたでしょうか?
全体的にシュールで斬新なショーばかりなマニア向けという感じの水族館ではありましたが、生き物大好きなうちの子たちはとっても楽しめました!
それほど大きい水族館ではないので、午前中はしっかり水族館を楽しんで、午後は小樽市街の観光をすることができたので小樽をしっかり満喫できたと思います!
小樽は札幌から日帰りで遊びに行く方が多いと思うので観光できる時間に限りがあるかもしれませんが、、「いつもと違った小樽を感じたい」「子供も一緒に楽しめるところに行きたい」という場合には、おたる水族館おすすめですよ。
札幌・小樽旅行は意外と都心部や観光地がメインになってしまうので自然を感じる機会が少ないかもしれませんが、そんな時はおたる水族館に遊びに行くのも良いんじゃないかと思います!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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