子連れで雲海を見に行こう!雨でも雲海は見れるかもしれない | トマム星野リゾート

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2021年の9月末に家族5人で北海道のトマムにある星野リゾートに2泊3日で宿泊してきました。

この旅行で家族が一番楽しみにしていたのは雲海テラスから眺める『雲海』。
トマムの星野リゾートもとっても力を入れて作っているので、トマムの目玉になっています。

『トマム ザ・タワー』と『リゾナーレ トマム』

でも旅行前日の天気予報では北海道の天気は3日間のうち2日間が雨というかなり残念な予報。

「こりゃ雲海は見れそうにないなぁ…」と思いながら北海道へ向かったのですが、結果的にはどうにか雲海を見ることができ、家族全員で大喜びでした!

この記事では僕たち子連れ家族がトマムで雲海を見に行った時の雰囲気や注意した方がいいことなどをまとめているので、これからトマムに旅行に行ってみようと思っている人の参考にしてもらえたら嬉しいです。

この記事はこんな疑問をもつ人におすすめ
  • トマムの雲海ってどうやって見に行くの?
  • 子連れでも雲海って見に行ける?
  • 雲海って必ず見れるんだよね?

くじら

こんにちは、3姉妹の父のくじら(@kujira_525)です!
家族でいろんな場所に旅行にいって、おいしいものもたっぷり食べて、いっぱい遊んで、子どもたちが大きくなる前にたくさん楽しい思い出を作りたいなと思っています!

目次

トマムの雲海が見れる条件

まずは雲海について、簡単に解説していきますね!

『雲海』は読んで字のごとくですが、あたり一面をまるで海のように雲が広がる自然現象のことです。
高い山に登ったときなどに見ることができますが、風が弱くないといけない、前日の夜と翌日の朝の気温差が大きくないといけないなど、いろいろな条件をクリアできたときにしか現れないかなり貴重な自然現象です。

そんな貴重な雲海ですが、トマムは雲海が発生する条件が揃いやすい環境になっているので、週の半分くらいは雲海が発生するそうです。
雨でも見れる場合があるし、晴れでも見えないこともあるから、雲海が見れるのは本当に運任せなんですが、どうしてもトマムで雲海がみたいなら確率論的には2泊以上宿泊すればたぶん見れると思います。

たこ助

トマムでも週の半分しか発生しないのか!

くじら

そうだね、半分くらいと思っていたほうが良いかな。
実際僕たちが行ったときは1週間のうち5日間は雲海が発生していたから必ず半分ということはもちろんないのだけれど、毎日見れるものではないというのは確かだね。

トマムで見れる雲海は3種類。発生条件もそれぞれ違うよ。

一言で雲海といっても、トマムで見れる雲海は大きく3種類あります。

それぞれ雲海の雰囲気も発生条件も違うのだけれど、中には雨でも見れる雲海もあるので僕みたいに旅行前の天気予報が残念な感じでも最後まで諦めないように!

トマムで見れる雲海は3種類
太平洋産雲海
太平洋産雲海 (公式サイトより)

圧倒的なボリュームの雲海が楽しめるのが太平洋産雲海
名前のとおり、海の水温と大気の関係で発生した雲がトマムの方に流れてくると発生する雲海です。
あたり一面が雲の海に囲まれるこれぞ雲海!という感じですが、ボリュームが多すぎてテラスごと雲海の中に飲み込まれてしまうこともあるらしく、きれいな雲海を見られるのはかなりレアみたいです。

トマム産雲海
トマム産雲海 (公式サイトより)

『トマム ザ・タワー』や『リゾナーレ トマム』の頭がちょこんと飛び出た形に見えるのがトマム産雲海
トマム上空の気候や気温の関係で発生した雲がトマムの盆地状の地形に溜まると発生するようです。
僕たちが見れたのもトマム産雲海でした。
日が昇って地面が温まってくると雲海が消えてきてしまうので、なる早で見に行きたいですね。

悪天候型雲海
悪天候型雲海(公式サイトより)

天気が悪い、悪くなるときに発生する可能性があるのが『悪天候型雲海』。
悪天候でこそ見れる雲海なので、天気が悪くても雲海を見ることができますよ。

山の頂上は寒いので上着は必須

家族全員、ウルトラライトダウンを持っていきました!

トマムでは雲海は夏季(5月〜10月)に見ることができます。

中には夏休みにトマムに遊びに行く場合もあると思うのですが、雲海を見るなら真夏でも上着は必ず持っていったほうが良いです。標高が高いので夏でも冷えますよ。

トマムの雲海テラスの平均気温 (公式サイトより)

雲海自体が朝の急激な冷え込みなどの影響で発生するものなので、雲海が見える山の頂上の気温はかなり低くなっています。
真夏でも少なくともパーカー1枚くらいは持っていったほうがいいですね。

僕たちは9月末の旅行だったのですが、やはり気温は10℃くらい (昼間は20℃くらいあるんですけどね) だったのでユニクロのウルトラライトダウンを持っていって正解でした。

たこ助

ウルトラライトダウンは畳めばかさばらないし、旅行にちょうどいいよね!

トマムの雲海を見るまでの流れ

雲海マシュマロ付きのココア。かわゆす。

それでは、トマムで雲海を見るまでの流れを解説していきます。

まず、私も旅行に行くまで知らなかったのですが、雲海が見れるのは早朝だけです!
これ正直なめてましたが、どれくらい早朝かというと朝の4:30にはゴンドラに乗れるように早起きする必要があります。
もう少し詳しく書いていきますね。

たこ助

くじらは早起きなんて全体無理でしょw

くじら

そうそう家なら絶対起きられないんだけど、雲海をどうしても見たかったから気合で3時半に起きたよ!普段なら寝る時間だよ!

部屋のテレビで雲海の発生状況を確認

悪天候すぎるとそもそもゴンドラも動いていなかったり

「雲海を楽しみに早起きしてゴンドラまで行ったけど、実は雲海が発生していなかった」という悲しい結末にならないように、トマム ザ・タワーやリゾナーレ トマムではホテルの部屋のテレビ翌日の雲海発生の予報や、当日の雲海の発生状況が確認できるようになっています。
なので、寝る前に雲海予報をしっかり確認して、翌朝起きたら必ずテレビで雲海の発生状況をチェックしましょう!

当日の雲海の発生状況の発信は期間によって時間が違うのですが、通常は朝4:00から (10/1 – 10/14 は 4:30 から) 発信されています。
ゴンドラの運行が始まるのはこの30分後なので、雲海テラスに1番のりするなら発表が出た時点で身支度は整えておきたいですね。

ホテルからゴンドラまではバスか車で移動しよう

雲海が発生しているので、ホテル周辺は霧に覆われているよ

雲海が発生していることが確認できたら、ゴンドラに向かいましょう!
ゴンドラのすぐ近くには駐車場があるので車でも向かってもいいし、ホテル前から出ているシャトルバスでゴンドラまで向かってもOKです。

バスは4:20から (10月は4:50から) 10〜15分おきに出ているので、始発に乗ればちょうどゴンドラの開始時間に間に合うかなという感じです。

たこ助

雲海が出ているとホテル周辺は霧が出たような感じになるので、車で向かう人は運転気をつけて!

 ゴンドラ駅はすごい行列

ただ、バスの場合だと大量のお客さんと同じタイミングで到着することになってしまうので、ゴンドラに乗るためには長ーい行列に並ばなければいけなくなってしまいます。
時間が経てば経つほど雲海が消えてしまう可能性が高くなる雲海テラスが混み合うことにくわえて、子連れの場合は寝ぼけた子どもたちを連れて30分も並ぶのは大変だったりするので、1番おすすめなのは車で向かってゴンドラ始業時間前に到着することです。

くじら

頑張りましたが、うちは2本目のバスにギリギリ乗り込めた感じでした。やはり子供3人もいると支度には時間がかかる…

雲海を見るにはゴンドラに乗って『雲海テラス』に向かおう

雲海の中を進むゴンドラ

あとはゴンドラに乗って雲海テラスへ向かうだけ。
ゴンドラは雲っぽい柄や牛柄などいろいろなカラーバリエーションがあるので、どれに乗れるか予想し合ったりしながら並んでいると子どもたちも意外と飽きなかったです。

ゴンドラに乗りながら見れる雲海も迫力ありました

ゴンドラの乗車時間は10分くらいかな。結構長く乗っていた印象ですがゴンドラに乗ると子どもたちも一気にテンションが上ります。
この日の雲海はトマム型雲海だったので、ゴンドラが進むにつれて自分たちがいままでいた場所が雲海の中だったのがよーくわかってきました!
写真は撮れなかったのですが、ゴンドラの中からはしっかりトマム ザ・タワーの頭だけぴょこっと雲から飛び出している風景を見ることができましたよ(^^)

頂上についた頃には雲海が少し晴れてきてしまっていました

ゴンドラが駅に到着するとすぐ雲海テラスです。

目の前に広がった雲海をバックに写真を撮るもよし、雄大な大自然の姿をしっかり目に焼き付けるもよし。
朝焼けの景色を見るだけでもとっても楽しめます。
僕たちが訪れた時はトマム産雲海だったのですが、トマム産雲海は日が出てくると雲海が消え始めてしまうので、写真撮影は早めに済ませましょう!

雲海テラスにはカフェスペースも併設されているので、温かいコーヒーやココア、見た目も味もとってもすっきりする雲海ソーダや寒いけど食べてみたい雲海ソフトなどをいただきながら、あたり一面の雲海や山々を眺めて大自然を堪能しましょう!

雲海テラスの先にある Cloud9 (クラウドナイン) も楽しもう

Cloud9 (クラウドナイン) って?

Cloud 9 の 1つ『クラウド バー』

Cloud9 (クラウド ナイン)は雲海テラスでの “9つの過ごし方” をテーマとした設備の設置が進められているプロジェクトの総称です。
現時点では6つの施設/スポットが用意されています。

雲海テラスから少し歩くと Clound9 の施設が点々出現するので、いろいろな雲海の楽しみ方ができますよ。

Cloud9 (クラウド ナイン) のスポット紹介
クラウド バー
クラウド バー (公式サイト より)

背の高いカウンターチェアに座って優雅に雲海を眺められるスポット。
椅子は3mくらいの高さがあるので小さい子はちょっとむずかしいかな。

クラウド ウォーク
クラウド ウォーク (公式サイト より)

山の斜面から少しはみ出る形で設置されたクラウド ウォーク。
真上から雲海を眺めることができるよ。つりばし構造なのでちょっと揺れて、ほどよく怖いw
(うちの子達は楽しんでました)

スカイ ウェッジ
スカイ ウェッジ (公式サイト より)

こちらも少しせり出した場所に設置されたスポット。
みなさん、ここの先頭に立って記念撮影してました。

コンター ベンチ
コンター ベンチ (公式サイト より)

長いベンチがたくさん設置されたスポット。ベンチは等高線をイメージしてるんだって。
Cloud9はかなりの山道なので小休憩にちょうど良さそう。

クラウド プール
クラウド プール (公式サイト より)

トマムの雲海というと、僕はこのクラウド プールのイメージが強かったので1番の名所なのかなと思います。
こちらも山肌から少しせり出した形で設置されているので、とっても楽しめそうですよね!

クラウド ベッド
クラウド ベッド (公式サイト より)

雲のようなクッション性の高いオブジェによりかかりながら雲海を眺められるスポット。
インスタ映えすること間違いなし!

子供が小さいと大変かも…

Cloud9 の全体図 (公式サイト より)

こちらが Cloud9 全体のマップで、雲海テラスからは一本道でぐるっと回れるようになっているのですが、ゴンドラを降りてテラスを抜けたあとは舗装されていない山道になります。

テラスからクラウドウォークまではなだらかなので子連れでも大丈夫ですが、その後は結構な傾斜の山道に変わるので小さい子連れだとちょっと大変かもしれません。
トイレなどもないので子連れの場合は雲海テラスですませておきましょう。

雲海テラスを出て最初に登場するのは クラウド バーです。
テレビなどでもよく出てくるので座ってみたい気持ちはやまやまですが、7席しかないので出発が遅れるとこんな感じで結構並んじゃいます。

なのでどうしても楽しみたいなら何度も言っていますが、とにかくゴンドラの始発に合わせて行動して、一番乗りで雲海テラスに到着するようにしましょう。

クラウド ウォークは混んでいてもゆっくり楽しめるよ

少し進むと “クラウド ウォーク” があります。
僕たちが頂上についた頃には日も昇ってしまっていたので雲海が少しずつ消えていってしまい雲量が少し物足りない感じになってしまいましたが、クラウド ウォークは雲海テラスよりは少し下った場所に設置されているので、テラスとは違った景色/雲海が楽しめます。
ちょっとしたアスレチック気分も味わえるので、子どもたちも楽しんでいました!

スカイ ウェッジでは写真を撮ってあげたり、撮ってもらったり

クラウド ウォークのあとは少しだけ階段をのぼると “スカイ ウェッジ” があります。
ここも雲量がもう少しあればかなりの絶景だったろうなという感じでしたが、写真を撮るにはちょうどいい場所なので家族写真を撮りました。

階段を登らなければたどり着けないので小さい子連れだと少し大変かもしれませんが、写真撮影にはとってもいい場所なのでがんばって行きましょう。

クラウド プールも順番待ちの大行列になっているのが見えます

スカイ ウェッジのあとはしばらく階段が続くのですが、前日の雨で路面はだいぶぬかるんでいたし、結構な急斜面になっています。
そしてちらっと上の方を見ると、コンターベンチには人がいない (ぬかるんでいたからベンチに座れないような状況だったのかも) し、クラウド プールには明らかに順番を待っている長蛇の列になっていました。 (人気スポットですもんね…)

雲海もだいぶ晴れてきてしまっていたので、頑張って上まで登ってもなぁということもあり、僕たちはここで雲海テラスに引き返すことにしました。
小さい子供を連れて行くにしては結構な急斜面なので、子連れでいくならお子さんの体力や気分を考慮して登るかどうかを決めると良いと思います。

くじら

途中で引き返したからか、ちょうどテラスのカフェスペースが空いていので飲み物のみながらゆっくりすることができました!
小さい子連れなら無理せずテラスで雲海を満喫するのもありだと思います!

雲海は朝のスタートダッシュが肝です

ホテルの方角とは別ですが、こちらは雲海がとてもきれいに出ていました

雲海は日が出て空気が温まってきたり、風向きによってもどんどん消えていってしまいます。
僕たちはなんとかギリギリ雲海を楽しむことができましたが、もっと早くに頂上にたどり着けていたら雲量たっぷりの雲海を眺めることができたかもしれません。

雲海テラスはトマムに来たらみんなが楽しむスポットなので、人より先に行動して雲海テラス1番のりすることがとっても大事だと思います。
僕が次にリベンジするとしたら、家族全員3時に起こして家族全員の支度をすませ、雲海の発生状況をちらっと確認して4時には部屋を出てゴンドラへ車で向かうという流れで行動しますね。
(この計画だと雲海発生してなくても全員身支度しなければ行けないので、発生していなかったら家族全員から大バッシングをくらいそうですけどw)

死ぬほど早起きしなければいけないけれど、とってもきれいな景色なので早起きがんばりましょうね!

雲海を見たあとは朝ごはんを食べに行きましょう。
トマムリゾートで朝食が食べれるのは『ニニヌプリ』と『ビュッフェダイニング hal』の2つです。
どちらもビュッフェ形式で美味しいものたっぷりですよ。
レストランについてはこちらの記事にまとめているのでチェックしてみてください。

トマム ザ・タワー』に宿泊しようか『リゾナーレ トマム』にするかで悩んでいる方はこちらの記事も参考になると思うので、ぜひ読んでくださいね!

『トマム ザ・タワー』と『リゾナーレ トマム』

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